氷山モデルを、一人の人間に
外からは見えない部分についての、長めの読みもの。自分から見た自分と他人から見た自分がなぜずれるのか、「価値」と「目標」はどこが違うのか、氷山という比喩はどこから来て何が削ぎ落とされたのか。うち一本は、自己記述に何がわかって何がわからないのかを正直に書いています。このアプリを入れるかどうかとは関係なく読めます。
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人生のどの部分が、外からは見えないのか
氷山モデルはふつう企業のために描かれます。一人の人間に対して描くと八つの層になり、そのうち他人に見えるのは一層だけです。各層に何が入っているのかを書きました。
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見えている成果が、いちばん小さい部分である理由
誰かと自分を比べるとき、あなたは自分の氷山ぜんぶを、相手の先端と比べています。それは不公平というより、構造として情報にならない比較です。
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落第しうる採点にしないで、自己評価をする方法
自分の人生に点をつけることが何を教えてくれて、何を教えてくれないのか。それを作っている側が、自分たちに不利な部分も含めて書きました。
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なぜ他人から見た自分は、自分の思っている自分と違うのか
自分では控えめなつもりが冷たいと言われ、率直なつもりが強いと言われる。この食い違いは誤解というより、相手が読んでいる材料が自分の読んでいる材料と違うことから来ています。
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価値観と目標は、どこが違うのか
目標は終わらせて消せる状態、価値観は今日から向ける方向で永久に終わりません。この区別が実務的に効くのは、書き出した紙のうちどれが目標の顔をした価値観なのかを見分けるときです。
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日記は続かないのに、決まった問いには答えられる理由
白紙が続かないのは意志の問題ではなく、設計の問題です。決まった問いの並びが生き延びるのは、思い出す作業を認識する作業に変え、毎回の判断を消し、終わりを定義するからです。
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氷山モデルは、どこから来たのか
フロイト、人類学、人事、組織文化——氷山の絵は何度も別々の場所で描き直されてきました。そして描き直されるたびに、二層に潰されてきました。
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自分について、繰り返し見落とすもの
自己認識の穴には、繰り返し出てくる決まった形があります。それぞれ実際の知見と、その知見の限界を並べて書きました。断定できるものは、思っているより少ない。
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「自分は何者か」が「何をすべきか」より難しい理由
同一性の問いには、終了条件も、答え合わせも、外からの検証もありません。課題の問いには三つとも揃っています。だから片方だけが先に片付き、もう片方はいつまでも残ります。
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一人でいると落ち着かないのは、なぜか
外から入ってくるものが止まると、止めていたものが上がってきます。有名な実験の内容と、その実験が示していないことも含めて書きました。